10 9月 2026 - 14:19
Source: ABNA
アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師の学問的・実務的な言動における知られざる側面 ― 第四部 :抵抗の枢軸における戦略的マネジメント

地域全体における抵抗の枢軸のさまざまな側面に関する戦略的な運営と実行計画の策定は、過去数十年にわたるアーヤトッラー・モジュタバー・ハーメネイー師の活動の一部であった。この点は、抵抗の枢軸の政治・軍事の上級指揮官の間では非常によく知られている一方、イラン国内ではほとんど知られていない。

Abna通信社の報道によると、本稿の前の回では、アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師のシラ(言行)および立ち居振る舞いにおける「困窮者への奉仕」と「治安・軍事分野への精通」というテーマが取り上げられた。本稿では、同師が過去数十年にわたって抵抗の枢軸で培ってきた指導・運営の経験について述べる。

地域および国際的なさまざまな側面において、抵抗の枢軸を創設し、拡大・発展させ、その影響力を強めるための努力が過去数十年にわたって続けられてきたことは、あらためて説明を要しないテーマである。その中で、抵抗の枢軸の戦略的な運営と発展における「アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師」の役割は、これまで語られてこなかった点である。

この役割はきわめて大きく、抵抗の枢軸やイスラム運動の一部の活動家は次のように語っている。「イラン国内では、モジュタバー師が何をしているのか誰も知らない。しかしヒズボラやイスラム運動の若者たちは、モジュタバー師のことをよく知っている」

殉教者サイイド・ハッサン・ナスララ師や、殉教者ガーセム・ソレイマニ司令官と、数時間にわたる会合を幾度も重ねたこと、また、殉教したイスラム革命最高指導者の代理として、そうした会合の一部に参加したことは、同師が戦略的な諸問題や抵抗の枢軸の指揮系統に精通していたことを示す一例である。

アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師の指導の下でレバノンのヒズボラにおいて実行された戦略的方針の一つに、各階層における後継者の指定があった。これは、ある司令官が殉教した場合でも、あらゆる階層の実行・指揮・作戦の組織が活動を継続できるようにするためのものであった。こうした計画があったからこそ、現在レバノンのヒズボラの戦闘員たちは、シェイク・ナイム・カーセム師をアーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師からヒズボラへの「贈り物」であると考えており、抵抗の枢軸の活動家たちも、シェイク・ナイム・カーセム師をある意味でアーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師の弟子とみなしている。

アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師の会合は、開始時刻と終了時刻がきわめて明確に守られる、最も規律ある会合として知られており、過去数十年にわたり同師との会合を経験してきた人々は皆、そのことを証言している。しかし、シェイク・ナイム・カーセム師との会合は、時間の制限なく何度も行われた数少ない会合の一つであり、これは同師が抵抗の問題にいかに力を注いでいたかを示している。こうした会合は、シェイク・ナイム・カーセム師の就任からアーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師がイラン・イスラム共和国の最高指導者に選出されるまでの16か月の間に、たびたび開かれた。

同師の弟子の一人が、シリアにおけるダーイシュ(いわゆる「イスラム国」)の消滅を喜び、これをこの国の政権の安定の証だと考えた際、同師から、その安定がいかに不安定なものであるかを示す次のような言葉を聞いたという。「シリアは、積み重ねられたマッチ棒のようなものだ」。この言葉の正しさは、7年後、この国の政権崩壊によって明らかになった。

こうした戦略的な指導は、ジハード活動においてレバノン、パレスチナ、シリア、イエメンだけに限られたものではなかった。アゼルバイジャンの抵抗の枢軸の活動家の一部は次のように語っている。「私たちはアゼルバイジャン・イスラム運動として、自分たちの書簡や報告書を同師に書き送っていた。担当者たちもこの件で同師のもとを訪れ、同師が指示を下していた。イスラム運動の他の一部のグループも、モジュタバー師の指導の下にあった」

本稿の次回では、アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師の学問的・実務的な立ち居振る舞いのさらに別の側面について取り上げる。

出典:

大アーヤトッラー・アラヴィー・ゴルガーニー師の孫であり、アーヤトッラー・モジュタバー・ハーメネイー師の弟子でもある、ホッジャトルエスラーム・セイエド・アミールホセイン・アラヴィー・ゴルガーニー師との対話

アゼルバイジャン共和国のヌール財団代表、イスカンダル・フセイノフ氏との対話

セイエド・アリーアスガル・ホセイニー/Abna通信社

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